Japanese
Titleマイクロ波脱水操作中の動物廃棄物からの放射性核種の移行
Subtitleノート
Authors真田茂*, 折戸武郎*, 森厚文**, 菊田洋子***, 安東醇*, 久田欣一****
Authors(kana)
Organization*金沢大学医療技術短期大学部, **金沢大学アイソトープ総合センター, ***金沢大学放射性同位元素医薬学総合研究室, ****金沢大学医学部核医学科
Journal核医学
Volume18
Number3
Page339-344
Year/Month1981/4
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」日本アイソトープ協会では, 昭和54年度より, 放射性動物廃棄物を集荷する際, ホルマリン漬けのものは集荷を停止し乾燥処理を施されたものを集荷するように変更した. 現在, 動物廃棄物の乾燥処理法にはマイクロ波脱水法, 凍結乾燥法がある. また, 最近加圧蒸気乾燥法についても報告されている. 各事業所ではこれらの方法のいずれかを採用しているはずである. 適切な放射線管理を行う上で, 廃棄動物体内からの放射性同位元素(RI)の移行の状態を知ることは重要である. すなわち, 乾燥処理の過程で廃棄動物体内からコールドトラップされた凝縮水および排気中に移行するRIの割合をあらかじめ充分知っておく必要がある. われわれはγ放射核種と3Hおよび14C標識化合物について, マイクロ波脱水処理を行った場合, 放射性廃棄動物体内からどのように移行するかを知るため測定研究を行ったので報告する. 「II.方法および材料」(1)使用機器 マイクロ波脱水装置はDEHYD-βN-2型(新日本無線株式会社製)であり,その概要をFig.1に示す.
Practice臨床医学:一般
KeywordsMicrowave dehydration system, Escape of radionuclides, 14C, 3H, 131I

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