Japanese
Title201Tl-chlorideによる悪性甲状腺腫診断の有用性について
Subtitleノート
Authors玉木長良*, 石原隆**, 森徹**, 大城徳成***, 森本義人***, 伊藤秀臣***, 尾藤早苗***
Authors(kana)
Organization*京大病院放射線核医学科, **神戸中央市民病院内科, ***神戸中央市民病院RI検査部
Journal核医学
Volume18
Number2
Page257-263
Year/Month1981/3
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」 甲状腺腫瘍の診断にシンチグラフィーは重要な役割を占める. 近年, 201Tl-chlorideが甲状腺腫瘍に集積することが利波, Coxらにより見い出されて以来, 現在まで201Tl甲状腺シンチグラフィーについての報告が数多くみられる. 著者らは, 悪性甲状腺腫の疑われた症例および腫瘍術後症例に201Tlシンチを施行し, その成績と組織所見, 手術所見, 臨床所見, 甲状腺機能および経過などを比較検討し, 本法の臨床的意義について若干の考察を行なった. 「II. 対象と方法」 対象は, 結節性甲状腺腫を触知し悪性甲状腺腫が疑われた40例と, 甲状腺腫瘍術後に再発が疑われた19例の合計59例である. 術前の症例は, いずれも生検や手術時の組織所見に基づいて診断した.
Practice臨床医学:一般
KeywordsThyroid Tumor scintigraphy, Tl-201 chloride

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