Japanese
TitleRadioimmunoassayによる血中Free Thyroxine量の測定
Subtitleノート
Authors今関恵子*, 堀田とし子*, 川名正直*, 有水昇*, 内山暁**, 国安芳夫***, 中島道也****
Authors(kana)
Organization*千葉大学放射線医学教室, **放射線部, ***帝京大学放射線医学教室, ****水戸済正会病院
Journal核医学
Volume18
Number2
Page229-235
Year/Month1981/3
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」 血清中の遊離サイロキシン量 (FT4) は甲状腺機能状態を最もよく反映する指標の1つと考えられている. その濃度は総T4量の0.1%以下であり, 従来, 平衝透析法や限外濾過法などによって測定されていた. しかし, これらの測定は, いずれも煩雑で長時間を要するために, ルーチン検査として普及するに至らず, 正確かつ迅速に測定できる方法の開発が望まれていた. 最近, コーニング社よりFT4の固相法によるFT4のRadioimmunoassayキットが開発された. 著者らは, このキットを使用する機会を得たので, その基礎的検討を行うとともに, FT4 Index, その他の甲状腺機能検査法と比較し, 臨床使用上の有用性を検討した.
Practice臨床医学:一般
KeywordsFree Thyroxine, Radioimmunoassay, Free T4 Index, Kinetic rate Reaction TBG.

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