Japanese
TitleGammaDab Ferritin RIA Kitを用いての血中Ferritin測定について
Subtitleノート
Authors浅川英男*, 森亘**
Authors(kana)
Organization*東京医科歯科大学検査部・血清, **東京大学医学部・病理
Journal核医学
Volume18
Number1
Page123-128
Year/Month1981/1
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」1972年Addisonらがradioimmunoassay (RIA) 法を用いて, はじめて血中フェリチンの測定に成功した. それ以前に肝疾患で血中フェリチンが増加する報告はあるがRIA法を使用すれば血中フェリチンの減少する鉄欠乏性貧血のようなときでも10ng/ml以下の値ですら測定可能となる. 血中フェリチンが測定可能となって, 体内における鉄の代謝, 赤血球→RES系→血中→肝→血中→組織への体内鉄の移動についてさらに詳細な情報が得られるようになってきた. 現在血中フェリチンは体内貯蔵鉄量をよく反映するとされる. 他方Richterははじめて担癌ラット肝フェリチンと正常肝フェリチンとの相違について報告し, ついで悪性腫瘍に際して, しばしば患者血中フェリチンが増加することが報告された.
Practice臨床医学:一般
KeywordsRadioimmunoassay (RIA) , Acute Myelogeneous Leukemia (AML) , Chronic Myelogeneous Leukemia (CML) , Acute Lymphocytic Leukemia (ALL) , Acute Leukemia (AL)

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