Japanese |
Title | 上大静脈閉塞例における99mTc-diethyl IDA異常スキャン : 肝のHot Spot |
Subtitle | ノート |
Authors | 川口新一郎*, 飯尾正宏*, 大竹英二*, 山田英夫*, 千葉一夫*, 村田啓*, 野口雅裕*, 高岡茂*, 市橋牧子** |
Authors(kana) | |
Organization | *東京都養育院附属病院核医学放射線部, **東京都養育院附属病院・内科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 18 |
Number | 1 |
Page | 105-108 |
Year/Month | 1981/1 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. 緒言」 上大静脈閉塞患者に肝コロイドスキャンを行う時まれにみられる肝hot spotについては1972年, Coelらの報告以来, 現在迄に20例の報告がある. それらの報告は全て異常短絡による過剰灌流部の星状細胞へコロイドが過剰摂取され, 高度な摂り込みがみられた現象である. 今回, 我々は99mTc-diethyl IDA (EHIDA) 胆道スキャンで肝hot spotを認め, その経過も観察した1例を経験したので, 興味ある症例として報告する. 「II. 症例」 症例は63歳女性. 昭和54年7月より咳が頻発し, 顔がむくみ, 右肩痛が始まった. 某医で右上葉の無気肺を指摘され, 気管支鏡, 気管支造影で右上葉気管支の腫瘍による完全閉塞が認められた. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | 99mTc-diethyl IDA, Abnormal hepatobiliary scan, Hot spot in the liver, Caval-portal shunting, SVC syndrome |