Japanese |
Title | 試験管固相法を用いたT3 radioimmunoassay kit (SPAC-T3) の検討 |
Subtitle | ノート |
Authors | 石原睦夫*, 原田義道*, 山脇美登里**, 上山勝実*** |
Authors(kana) | |
Organization | *鳥取大学医学部第3内科, **鳥取赤十字病院内科, ***鳥取赤十字病院ラジオイムノアッセイ検査室 |
Journal | 核医学 |
Volume | 18 |
Number | 1 |
Page | 97-104 |
Year/Month | 1981/1 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 1952年GrossとPitt-Riversによって報告されたtriiodothyronine (T3) は, 血中濃度がthyroxine (T4) の4〜12μg/dlに比べて0.1〜0.2μg/dlと微量で, 血清中の半減期もT4の6〜7日に比べ1.5日と短い. しがしながら, free hormoneの血中濃度はT4がtotal T4の約0.024% (2.0 ng/dl) , T3がtotal T3の約0.36% (0.43 ng/dl) で, T3の生物活性はT4に比べ数倍強く, 甲状腺ホルモンとしてのT3の重要性が指摘されている. 血中T3濃度の測定は, T4からT3への転換, T4或はT3の脱ヨード産物とT3との構造的類似性, 血中T3濃度が超微量である事等のため, 従来必ずしも容易ではなかった. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | radioimmunoassay, triiodothyronine, antibody coated tube, SPAC-T3 |