Japanese |
Title | 標準標識化合物合成装置 (ケミカルブラックボックス) の概念設計 |
Subtitle | 《報告》 |
Authors | 井戸達雄1), 舘野之男1), 岩田錬1), 野崎正2), 飯尾正明3), 松沢大樹4), 鳥塚莞爾5), 佐治英郎5), 田沢修一6), 稲田哲雄7), 秋貞雅祥7), 梅垣洋一郎8), 宮川正9) |
Authors(kana) | |
Organization | 1)放射線医学総合研究所, 2)理化学研究所, 3)国立療養所中野病院, 4)東北大学抗酸病研究所, 5)京都大学医学部, 6)住友重機械工業, 7)筑波大学医学系, 8)癌研附属病院, 9)埼玉医科大学 |
Journal | 核医学 |
Volume | 17 |
Number | 8 |
Page | 1027-1033 |
Year/Month | 1980/9 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. 緒言」昭和54年度, 科学技術庁試験課題である「医療用加速器に関する調査研究」のワーキンググループの一つである診断班では, 既設加速器を利用した放射性医薬品システムの調査研究を行なった. ここでは, 半減期20分の陽電子放出核種11Cで標識した3種類の化合物の自動合成装置の概念設計を試みた. いずれも, ポジトロンCTによる診断に有用で合成条件の明確な化合物を選定した. 「II. 目的」陽電子放出核種による, ポジトロン診断の重要性は, 近年とみに認識されつつある. いずれも, 過去数年間の米国, ヨーロッパなどでの基礎研究成果に負うことが大きい. この成果は主として, 短寿命放射性同位元素11C, 13N, 15O, 18Fを用いた標識化合物合成法の進歩とポジトロンCT装置の進歩に負うところが大きい. これら二つの技術的発展と, それらの組み合わせにより, 各種代謝物質による, 生化学動的代謝過程に沿った, in vivoの局所的代謝プロセスの3次元の定量測定を可能とした. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | |