Japanese | |
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Title | 新しい肝胆道スキャン用剤, 99mTc標識para-butyl-IDAの使用経験 |
Subtitle | 《ノート》 |
Authors | 伊藤和夫*, 斎藤知保子**, 古舘正従* |
Authors(kana) | |
Organization | *北海道大学医学部放射線科, **市立札幌病院放射線科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 17 |
Number | 8 |
Page | 971-980 |
Year/Month | 1980/9 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」99mTc標識化合物による肝胆道スキャンの臨床的な有用性に関しては, すでに多くの報告がみられる. そして, これまでの報告では, 特に黄疸例における99mTc標識化合物の診断的限界が問題にされてきた. 従って, このような観点より, 99mTc標識化合物による肝胆道スキャンを行なうに際しては, 各放射性医薬品の薬理学的特徴を考慮し, 臨床状態によって医薬品の選択的使用を配慮する必要があることが指摘されている. 今回使用する機会を得た99mTc-para-butyl-IDA (以下99mTc-PB-IDAあるいはPB-IDAと略す)は高黄疸例においても肝実質細胞に比較的良く摂取されるため, 従来の99mTc標識肝胆道スキャン用剤の欠点を補い, 高度な黄疸例に対しても使用が可能であることが期待されている. 臨床的使用にて得られた若干の知見について報告する. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Hepatobiliary scan, 99mTc-para-butyl-IDA, Jaundice |