Japanese
Title肝イメージング製剤としてのTc-99m-HSA Millimicrospheresの応用と評価
Subtitle《ノート》
Authors森田俊孝*, 福地稔*, 立花敬三*, 兵頭加代*, 永井清保*
Authors(kana)
Organization*兵庫医科大学病院RIセンター診療部
Journal核医学
Volume17
Number8
Page951-957
Year/Month1980/9
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」肝イメージングは, 現在, 広く普及し, 核医学検査の中でも最も多い検査の一つとなっている. 肝イメージング製剤としては, Tc-99m標識Sn-colloid, Sulfur-colloid, phytateが代表的であり, 時にAu-198-colloidが利用されている現況にある. Tc-99m-HSA Millimicrospheres (HSA-MM)を用いた網内系組識のイメージングは, 1970年Zolleらにより, すでに報告されいるが, 一般的に広く普及するまでにいたらなかった. 肝イメージング製剤は, 肝kupffer細胞の貪食作用を利用する方法であるため, 網内系細胞に取り込まれてから, 生体内で代謝される製剤であることが望ましいと思われる. そこでわれわれは人体成分であるHSA-MMに着目し, その肝イメージング製剤としての再評価を目的として, 基礎的検討および臨床応用を試みたので, その成績につき報告する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsTc-99m, HSA millimicrosphers, liver imaging.

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