Japanese
Title固相化抗体法に基づくトリヨードサイロニン (T3) ラジオイムノアッセイキットの基礎的, 臨床的検討 - スパックT3 RIAキット -
Subtitle《ノート》
Authors小泉潔*, 松田博史*, 大口学*, 久田欣一*
Authors(kana)
Organization*金沢大学医学部核医学科
Journal核医学
Volume17
Number7
Page833-838
Year/Month1980/8
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」甲状腺疾患の診断において, 従来よりトリヨードサイロニン(T3)摂取率試験および血清サイロキシン(T4)測定がよく行なわれていたが, 近年特異性の高いT3ラジオイムノアッセイが開発され, しかも蛋白結合阻害剤の使用による直接T3測定が可能になった. 現在では日常臨床の場においてさえ血清T3の測定が不可欠なものとなり, それに伴いより簡便な方法で血清T3が測定できることが望まれるようになってきた. その一つの方法として固相化抗体法があげられるが, 筆者らはチューブの内壁に抗体をコーティングすることにより非常に簡便に血清T3を測定できるキットを入手し使用する機会を得たので, その基礎的, 臨床的検討を行ない報告する. 「II. 材料と方法」「1)キットの概要」使用したキットはByk-Mallinckrodt社製のスパックT3 RIAキット(Lot No. 9275-3, 9334-4および9381-3)であり, 第一ラジオアイソトープ研究所を通じて入手した.
Practice臨床医学:一般
KeywordsT3 RIA, Solid Phase Method, Triiodothyronine value of human serum, Merthiolate

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