Japanese
Title乾燥濾紙血サイロキシンを一次指標としたクレチン症のマス・スクリーニング系
Subtitleノート
Authors斉藤寿一*,**,***, 佐藤かな子**, 矢島由紀子**, 長井房子***
Authors(kana)
Organization*自治医科大学内分泌代謝科, **東京都立臨床医学総合研究所ホルモンプロジェクト, ***自治医科大学RI測定室
Journal核医学
Volume17
Number6
Page747-754
Year/Month1980/7
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」 新生児におけるクレチン症マス・スクリーニングは, 本症の頻度, 放置した時の予後の重篤性, 治療の有効性等の諸点より見て, その実効性が世界的に確認されつつある. その指標としてわが国, およびヨーロッパ諸国では主として甲状腺刺激ホルモン (Thyrotropin, TSH) が使用され, 他方カナダ, アメリカでは主にサイロキシン (T4) が使用されている. わが国においては今後TSHを第一の指標とすることが, すでに行政レベルで方向づけられているが, クレチン症マス・スクリーニングにおいて, T4が指標としていかなる役割をはたすかが, 今後検討されねばならない. われわれは, T4を一次指標としTSHを確認に用いるスクリーニング系を用いて, 昭和53年7月から, 54年10月まで計37978人の新生児につき, その乾燥濾紙血を測定した.
Practice臨床医学:一般
KeywordsThyroxin, Thyrotropin, Congenital hypothyroidism

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