| Japanese | |
|---|---|
| Title | Delayed addition法と沈殿安定化剤によるTSH radioimmunoassayの基礎的検討 |
| Subtitle | ノート |
| Authors | 大口学*, 分校久志*, 久田欣一* |
| Authors(kana) | |
| Organization | *金沢大学医学部核医学科 |
| Journal | 核医学 |
| Volume | 17 |
| Number | 6 |
| Page | 707-710 |
| Year/Month | 1980/7 |
| Article | 報告 |
| Publisher | 日本核医学会 |
| Abstract | 「I. はじめに」 thyroid stimulating hormone (TSH) は, 1965年にOdellらによってラジオイムノアッセイによる測定法が開発されて以来, 甲状腺疾患の診断に広く用いられてきた. しかも近年, 視床下部から分泌されるTSH releasing hormone (TRH) の化学構造が解明され, TRH試験が甲状腺機能低下症および亢進症の診断にルチンに行なわれるようになりTSH測定の臨床的意義はさらに高まりつつある. このためTSHの迅速かつ正確な測定が要求され種々の改良がみられた. その結果TSHのラジオイムノアッセイの測定感度, 再現性, 簡便性などについてはすでにその評価が確立した感があるが, 今回われわれは, 25℃インキュベーション法で標識抗原をおくらせて添加するdelayed addition法とBF分離に沈殿安定化剤の使用を試みる機会を得, その基礎的検討を行なったところ良好な結果が得られたのでここに報告する. |
| Practice | 臨床医学:一般 |
| Keywords | TSH radioimmunoassay, delayed addition method, precipitate stabilizer |