Japanese |
Title | 固相化抗体法およびポリエチレングリコール沈殿法による血中サイロキシン測定法の比較 |
Subtitle | ノート |
Authors | 田中和子*, 樋口嬉子*, 土橋宣昭*, 深草駿一*, 筧弘毅*, 高橋有二** |
Authors(kana) | |
Organization | *日本赤十字社医療センター放射線科, **日本赤十字社医療センター外科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 17 |
Number | 5 |
Page | 625-630 |
Year/Month | 1980/6 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 血中サイロキシン (T4) の測定は, 従来competitive protein binding assay (以下CPBAと略す) 法が広く用いられてきた. この方法は, T4とthyroxine binding protein (以下TBPと略す) との競合的結合反応を利用しているため, 測定にあたって, TBPに結合しているT4を抽出する操作が必要であり, この時の抽出率は, 測定者による個人差が出やすいなどの, 手技上の欠点があった. 一方, これに代わってradioimmunoassay (以下RIAと略す) 法が普及してきた. これは抗原抗体反応により, 抗体のもつすぐれた特異性を利用しており, TBPに対するT4結合の結合阻害剤を使用することによって, T4を抽出操作なしで分離測定することが可能になり, 簡便さにおいてもすぐれている. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Thyroxine, SPAC T-4, Antibody-coated test tube, T-4 RIA KIT II |