Japanese
Title99mTc溶離液中の不純物核種
Subtitleノート
Authors天野良平*, 森厚文**, 真田茂*, 安東醇*, 前田敏男**, 平木辰之助*, 久田欣一**
Authors(kana)
Organization*金沢大学医療技術短期大学部, **金沢大学医学部核医学教室
Journal核医学
Volume17
Number5
Page601-606
Year/Month1980/6
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」99Mo-99mTcジェネレータより溶離される99mTcO4-中に混入する不純物放射性核種を測定すること, およびその不純物の由来について知ることは, 99mTcの放射性医薬品の品質管理という点から重要である. 放射平衡にある99Mo-99mTcから, 99mTcを放射化学分離する方法としては, 昇華法や溶媒抽出法などもあるが, 化学操作の簡単なアルミナカラム法が, 最も利用されており, 市販品もこの分離法を採用している. 使用するアルミナの種類および量が, 親核種99Moの漏出に関係する. 一般に, 溶離液99mTcO4-中の不純放射性核種は, 親核種99Moの製造法に関係が深く, 熱中性子捕獲反応98Mo (n, γ) 99Moで製造した99Moを使用した場合と235U (n, f) 反応の核分裂片99Moを使用した場合とでは, 混入する不純物核種が異なっている.
Practice臨床医学:一般
Keywordstechnetium-99m eluate, radioactive impurity, molybdenum-99, absorbed dose

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