Japanese | |
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Title | II. 座長まとめ シンポジウム W. 研究速報 (放射性医薬品・機器) |
Subtitle | 第19回日本核医学会総会座長まとめ |
Authors | 久保寺昭子, 浦久保五郎, 滝野博, 桑原道義, 服部博幸, 牧野純夫 |
Authors(kana) | |
Organization | |
Journal | 核医学 |
Volume | 17 |
Number | 4 |
Page | 441-443 |
Year/Month | 1980/5 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | (304-309)(340)B型肝炎関連抗原・抗体系のRIAによる測定法とその臨床的検討を行っている. HBe抗原・抗体の測定はいずれもHBe抗体を, HBe抗体測定にはHBc抗原をそれぞれコートしたビーズを用いたキットとなっている. 検出率もレオフォレーシス法よりはるかに高い. 従来のHBs抗原測定と合わせて利用することによりB型肝炎のより鋭敏かつ正確な状況判定がなされることが示唆された. アルコール性肝疾患に偽陽性例をまれにみている. (305)コール酸のグリシン抱合体(CG)およびトリコール酸の硫酸グリシン抱合体(SLCG)のRIAによる測定法の検討で必要検体25μl, BF分離はPEG法を用い, 操作は数時間とガスクロマト法に比べ煩雑な操作や日数を要することなく, 高い特異性と簡便性にすぐれている. 肝実質細胞機能検査における血液の生化学検査が, 正常でも本法により異常値を認める症例もあり, 各種肝胆道疾患の経過観察などに有用と考えられている. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |