Japanese
TitleII. 座長まとめ シンポジウム Q. 肺
Subtitle第19回日本核医学会総会座長まとめ
Authors古舘正従, 井沢豊春, 志田寿夫, 森成元, 川上憲司
Authors(kana)
Organization
Journal核医学
Volume17
Number4
Page438-439
Year/Month1980/5
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract(268-272)3題が133Xe, 2題が81mKrを用いての肺機能検査に関する演題である. 筑波大・木村らは133Xe studyにより換気血流比, MTT等を求め, 閉塞性換気障害の指標としてMTTが特に有用であったとしている. 133Xeによるwash outの有用性を強調したものである. 慈恵医大・井上らはクロージングボリウム曲線の第4相の出現しない症例について133Xeを用いての検討を加え, このような例では, 気道閉塞がほぼ全肺において起っているが, 下肺野に閉塞性変化が強いことを認めた. 末梢気道病変を視覚化するという核医学的手法を使用したものである. 奈良県立医大・伊藤らは気管支喘息患者に発作誘発剤ないし, 気管支拡張剤投与により局所肺の換気, 血流関係を検討し, 喘息発作においては血流分布の異常が換気の異常に基づく2次的変化であることを確認した.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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