Japanese
TitleII. 座長まとめ シンポジウム K. 心臓
Subtitle第19回日本核医学会総会座長まとめ
Authors浅原朗, 村田啓, 杉下靖郎, 安田寿一, 町田喜久雄, 小林毅, 鈴木豊, 利波紀久, 石井靖
Authors(kana)
Organization
Journal核医学
Volume17
Number4
Page430-432
Year/Month1980/5
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract(157-160)このセッションでは, 心筋スキャンの新しい放射性核種の検討と, スラントコリメーターの応用及びNuclear Stethoscopeの使用経験等新しい機器の検討が報告された. 放医研の宍戸らは, Mnがミトコンドリアに取り込まれることに注目し, ミトコンドリアの豊富な心筋にMnのRIを摂取させスキャンニングを行なうことを試みた. 52Feの娘核種として得られる52mMnは陽電子放出核種であり21分の半減期を有し, 52Fe-52mMnジェネレータとして利用出来る. 未だ動物実験の段階であるが, 心筋に集積がみられ, ポジトロンカメラで撮影したImageが示された. 201Tlとの比較等については未だ検討が進められる段階迄至っていないが, ポジトロンイメージングの発展と相俟って今後の検討が期待される. 国立循環器病センターの林らは, 心RIアンギオグラフィーに30度傾斜角を有する7,000ホールスラントコリメータを用い, 体軸方向に角度をつけ房室の分離をより確実に行なう工夫を行なっている.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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