Japanese
TitleII. 座長まとめ シンポジウム D. 吸収線量・生物学
Subtitle第19回日本核医学会総会座長まとめ
Authors安本正, 古賀佑彦
Authors(kana)
Organization
Journal核医学
Volume17
Number4
Page423-424
Year/Month1980/5
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract(82-84)演題82は81mKrジェネレータを用いて肺機能検査を行う場合の各臓器の線量について, 吸入法と静注法につき4つの投与法を想定し, 動物実験による各パラメーターの推定を行い, MIRD法により吸収線量を算定した. 但し81mKrは実効-半減期がきわめて短いため, 体外循環系形成の手術をほどこして初期半減期を求めている. いずれの場合も2相性の減衰を示すが, 初期相は9〜7秒であった. Krの分配係数は動物による差は殆んどなく, 従って人間への外挿も誤差は少ないが, 算定された吸収線量は, 体外循環形式などによる循環そのものの変化による差異及びキャリブレーションの難しさなどにより大きな幅をもって変ることが予想される. 83の75Seメチオニン投与の例は人体計測が40日目位より行われ250日頃まで分布の追跡が出来たが, 明らかに75Seの体内での臓器分布が異なっていることが明らかとなった.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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