Japanese
TitleII. 座長まとめ シンポジウム B. インビトロアッセイ
Subtitle第19回日本核医学会総会座長まとめ
Authors与那原良夫, 松本皓, 宮地幸隆, 加嶋政昭, 長滝重信, 稲田満夫, 漆崎一朗, 平井秀松, 橋本省三
Authors(kana)
Organization
Journal核医学
Volume17
Number4
Page419-422
Year/Month1980/5
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract(28-32)β-トロンボグロブリン(演題28, 29, 30)与那原(東二)は試料作成過程でのcountable particleを検討し, 梗塞性疾患, 梗塞合併頻度の高い骨髄増殖性症候群, 溶血性溶血などのβ-TG値について考察した. 飯尾(愛媛大)は加齢, 性差によるβ-TG値の有意差はなく, また血管造影検査後にβ-TG値の上昇を認めた. 中井(独協大)は糖尿病患者のβ-TG値は, 非合併症群に対し網膜症合併群で高値を示したことから, 糖尿病性血管障害の指標となることを強調した. 以上の各報告を概観すると, 血小板機能亢進の判定に際しβ-TG測定法は確かに有用である. しかし, 未だ検討段階にある現在, これを裏づける血小板反応検査が十分行われていないようである. 要するに生体内の血小板機能をより直接的に反映する検査法と併行しつつ検討すべきであろう.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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