Japanese |
Title | PHO CON (RI多面断層装置) による副腎シンチグラフィーの検討 |
Subtitle | ノート |
Authors | 福永仁夫*, 藤田透*, 土光茂治*, 山本逸雄*, 森田陸司*, 鳥塚莞爾*, 河野剛**, 井村裕夫**, 中野裕** |
Authors(kana) | |
Organization | *京都大学医学部附属病院放射線核医学科, **京都大学医学部附属病院第2内科, ***新香里病院内科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 17 |
Number | 3 |
Page | 355-361 |
Year/Month | 1980/4 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 副腎シンチグラフィ製剤として, ヨード標識コレステロール (131I-19-iodocholesterolや131I-6β-iodo-methyl-19-norcholest-5 (10) -en-3β-ol (Adosterol) ) の出現は, 副腎疾患の診断, 病側の決定に, 多大の情報をもたらした. 特に, クッシング症候群や原発性アルドステロン症では, 腺腫と過形成の鑑別が可能であり, 病側の決定にも, 従来の血管造影法や後腹膜気体注入法に匹敵する成績が報告されている. しかし, これら副腎皮質親和性アイソトープは, (1) 生殖器の被曝線量が比較的大なること, (2) ヨード. コレステロールの投与後早期には, 腸管, 肝, 胆のうへ集積がみられ, 時に右副腎と重なるため, 良好な副腎像を得るには, これらバックグランドの消失を待つ必要がある, などの欠点を有する. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | 131I-Adosterol, Adrenal Scintigraphy, PHO/CON, Multiplane Tomographic Scanner |