Japanese
Title血管迷走神経反応と考えられる異常レノグラムについて
Subtitleノート
Authors熊沢洋子*, 早瀬武雄*, 小野清純*
Authors(kana)
Organization*茅ケ崎市立病院小児科, **茅ケ崎市立病院放射線科
Journal核医学
Volume17
Number3
Page343-347
Year/Month1980/4
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」 ラジオアイソトープを使用した検査の際の副作用はいろいろみられるが, そのうち131I-ヒップランを使用したレノグラム検査では血管迷走神経反応 (vasovagal reaction) が時おりみられるという. われわれは顕微鏡的血尿を主訴とした12歳の男児, および蛋白尿, 肉眼的血尿を主訴とした8歳の女児のレノグラム検査中に, 血管迷走神経反応と考えられる異常レノグラムを観察したので報告したい. 「II. 症例と異常レノグラム」 〔症例1〕小○ 達○ 12歳3か月 中学1年生の男児である. 家族歴では両親, 同胞ともに健在で著患はない. 既往歴でも特記すべきことはない. 現病歴は昭和53年春に行なわれた学校検尿で血尿を指摘され, 近医で検査を受けた.
Practice臨床医学:一般
KeywordsRenogram, Vaso-vagal reaction

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