Japanese
Title固相法を用いたサイロキシンradioimmunoassay法 - Corning T4 RIAキットの基礎的ならびに臨床的検討 -
Subtitleノート
Authors満間照典*, 野木森剛*
Authors(kana)
Organization*愛知医科大学第4内科
Journal核医学
Volume17
Number1
Page103-108
Year/Month1980/2
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」血清中のサイロキシン (T4) の測定法としては従来よりCompetitive protein binding analysis (CPBA) 法が用いられ, 広く日常臨床検査法として使用されている. 近年ラジオイムノアッセイ (RIA) 法がT4の測定にも用いられるようになり, 現在では多種類のキットが発売されている. 今回多孔性のガラスビーズに抗体を固定した固相法によるT4 RIAキットの入手の機会を得, その基礎的ならびに臨床的検討を行うと共に日常検査法としての有用性についても検討したので報告する.「II. 方法」[1. T4 RIAの方法] (1) Corning T4 RIAの方法 A. キットの内容 (100検体用) (1) 抗T4抗体 : ガラスビーズに固定した抗血清 1バイアル (96.0 ml) (2) T4-125I : 2バイアル. (3) 標準T4血清乾燥品 : 1.5〜21.2μg/dl 1バイアルずつ, B. 試薬の調整 (1) T4-125I : バイアル各々に6.0 mlの蒸留水を加えて溶解する. (2) 標準T4 : 各々のバイアルに3.0 mlの蒸留水を加えて溶解する. C. 操作方法 (1) 検体用およびスタンダード用チューブに25μlの被検血清又は標準T4血清を添加する.
Practice臨床医学:一般
Keywordsradioimmunoassay, thyroxine, triiodothyronine

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