Japanese |
Title | 核医学診療科外来の床表面汚染 |
Subtitle | ノート |
Authors | 森厚文*, 折戸武郎**, 真田茂**, 天野良平**, 久田欣一* |
Authors(kana) | |
Organization | *金沢大学医学部核医学科, **金沢大学医療技術短期大学部 |
Journal | 核医学 |
Volume | 17 |
Number | 1 |
Page | 81-88 |
Year/Month | 1980/2 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」放射線管理の1つとして床表面汚染の管理があり, 法規 (医療法施行規則第30条の22) により, 1か月に1回以上測定することが義務づけられている. 一般にその測定方法として, サーベイメーター, フロアモニタ, スミヤ法が用いられている. しかし事故的に汚染した場合を除けば上記の方法ではほとんど検出されない. したがって一般に床表面汚染に関する関心が薄く, またこれに関する報告もほとんどみあたらない. われわれは当科外来の管理区域内及び境界の床にマットシートを敷きGe (Li) 半導体検出器にて測定を試み若干の知見を得たので, 放射線管理上の問題点に関する検討も加え報告する.「II. 材料ならびに方法」金沢大学医学部附属病院核医学診療科外来の管理区域内 (RIの注射をする部屋) 及び境界の出入口にマットシート (ダイセルHPマット, 成分はポリプロピレンとポリエチレンから成り58×85 cmの大きさ) を敷き0.5〜10日毎に取り替えた. そのマットシートを約8×8 cmの大きさに折りたたみポリ袋に封入し, Ge (Li) 半導体検出器及びORTEC製4096チャンネルPHAでエネルギー分析を行った. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Surface contamination, controlled area, 99mTc, 131I, 111In |