Japanese
TitlePTH RIA Kit (CIS) による血中副甲状腺ホルモンの測定
Subtitleノート
Authors福永仁夫*, 森田陸司*, 高坂唯子*, 土光茂治*, 山本逸雄*, 鳥塚莞爾*
Authors(kana)
Organization*京都大学医学部附属病院放射線核医学科
Journal核医学
Volume17
Number1
Page69-75
Year/Month1980/2
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」副甲状腺ホルモン (PTH) のradioimmunoassay (RIA) による測定は, 1963年, Bersonらにより初めて報告された. その後, PTHの測定は多くの研究室で行われるようになり, カルシウム (Ca) 代謝や骨代謝の研究の進歩に貢献した. 最近では, PTHの生合成, 分泌や代謝の解明にも, PTHの測定は利用されている. 著者らは, 高度精製ウシ副甲状腺抽出物をスタンダードおよびトレーサーに, これで免疫したウサギ抗血清を抗体に用いた, PTH RIA Kit (CIS) を使用し, その基礎的検討を行なうと共に, ヒト血中のPTH濃度を測定したので報告する.「II. 測定方法および検討対象」[1. キットの内容] diluentは0.5% BSA, 0.05% NaN3, 0.09% EDTA-Na2を含む0.05Mリン酸緩衡液 (pH 7.5) を用い, スタンダード, 抗体, トレーサーの希釈に使用した. PTHのスタンダードは, 0.02Mアンモニウム・アセテート (pH 4.8) に溶解されたウシPTH (Inolex) を使用した. PTHの濃度は, MRC 71/324のreference standardにて, ウシPTH 1 mg=2,700±450 IUから計算された.
Practice臨床医学:一般
KeywordsParathyroid Hormone, C-terminal Assay, Radioimmunoassay Kit, Primary Hyperparathyroidism, Calcium Metabolism

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