Japanese
TitlePTH '栄研' の基礎的および臨床的検討
Subtitleノート
Authors福永仁夫*, 森田陸司*, 高坂唯子*, 土光茂治*, 山本逸雄*, 鳥塚莞爾*
Authors(kana)
Organization*京都大学医学部附属病院放射線核医学科
Journal核医学
Volume17
Number1
Page59-67
Year/Month1980/2
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」副甲状腺ホルモン (PTH) は, カルチトニン, ビタミンDと共に, カルシウム (Ca) 代謝を調節する重要なホルモンの1つである. 1963年, Bersonらにより, radioimmunoassay (RIA) を用いた, ヒト血中PTHの測定が初めて紹介されて以来, 高度精製ウシPTH, ヒト副甲状腺抽出物, 合成ウシ (1-34) PTH, 合成ヒト (1-34) PTHを用いたRIAが開発された. 近年, Ca代謝異常を呈する疾患への関心が強まり, その病態の解明には, 血中のPTH値の測定が重要であるが, PTHの測定は我国では一部の施設でしか行なわれていないのが, 現状である. 今回, 我々はPTHのRIA Kit (PTH '栄研' ) を使用する機会を得て, その基礎的および臨床的検討を行なったので報告する.「II. 方法」[1. PTHの測定] シオノギ・チューブに, PTH free血清にて調整された各濃度の標準溶液 (0, 0.1, 0.2, 0.5, 1, 2, 5, 20 ng/ml) または被検血清100μlを入れる. 次いで, PTH抗血清100μlを加え, Vortexミキサーにてよく混和し, 4°Cで2日間インキュベーションする. 125 I標識PTH 100μlを加え, 混和後更に4°Cで2日間インキュベーションする.
Practice臨床医学:一般
KeywordsPTH radioimmunoassay, primary hyperparathyroidism, hypoparathyroidism, bovine (1-84) PTH

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