Japanese
Title統計的推論 (3) - 計量データでの平均値を主とした扱い, 直線のあてはめを中心とした最小2乗法, 非線形モデルでの最小2乗法 (コンパートメント説を例にして)
Subtitle講座
Authors佐久間昭*
Authors(kana)
Organization*東京医科歯科大学難治疾患研究所臨床薬理学部門
Journal核医学
Volume16
Number4
Page643-660
Year/Month1979/6
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「15. 不偏分散」計量データx∈Π{μ,σ2}→On{xi}につき, 節5では, σ2が既知であるとして, μについて推論し, 検定や推定につき, t0=|-x-μ0|/σ√n μLU=-x+-tα[∞]σ/√n (59) を求めた (y∈Π{η,σ2}→On{yi}の表記を用いた). 現実には, σ2が未知というのが普通で, 標本の値だけで, σ2に代わるものを求める必要がある. V=nΣi=1(xi--x)2/n-1 (60) を求めると, E{V}=σ2, つまりVを平均的にみればσ2になる性質があるので, Vを不偏分散推定量といい, 具体的に求めた値を不偏分散推定値という. 単に不偏分散とか分散ということも多い. E{x}=μ, V{x}=σ2といった演算子が, しばしば使われ, それぞれ, 平均値と分散を示す. 直観的には, V*=Σ(xi--x)2/n がよさそうであるが, E{V*}<σ2となり, 小さく偏っている.
Practice臨床医学:一般
Keywords

【全文PDF】