Japanese
Title統計的推論 (1) - 平均値とは何か, どのような意味をもつか, 正規分布の性質, 検定と推定のあらまし, データの性質, 数えるものと計るもの, 対応のありなしによる扱いの違い, 統計的なモデルをもとにした考え方
Subtitle講座
Authors佐久間昭*
Authors(kana)
Organization*東京医科歯科大学難治疾患研究所臨床薬理学部門
Journal核医学
Volume16
Number2
Page275-289
Year/Month1979/4
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract核医学の研究にあたっては, 実験, 臨床研究の如何を問わず研究に入る前に目的にふさわしい研究対象をもうけ, データを集めることを充分吟味しておかないと, データの処理がこじつけの数学的処理に終ることがあります. 研究者はこの点を充分留意されて研究を計画し, 論文を作製していただきたいと思います. 編集委員会は以上の理由から東京医科歯科大学・佐久間昭教授にお願いして, 講座として3回にわたり統計的推論の解説をしていただくことになりました. とくに後半はこれまであまり触れられたことのないコンパートメント説を例にとって, 非線形モデルでの最小2乗法について解説していただきました. ご精読をお願いいたします. 核医学編集委員会 「1. はじめに」医学・生物学のデータは, ばらつきをもつことに一つの特徴がある. こうしたデータを通して, その背後にある事実に接近する一つの方法が統計的推論であり, 大別すると, 推定と検定の形式がある.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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