Japanese | |
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Title | 科研TSHリアパックの基礎的, 臨床的検討 |
Subtitle | ノート |
Authors | 亀井哲也*, 分校久志*, 久田欣一* |
Authors(kana) | |
Organization | *金沢大学医学部核医学教室 |
Journal | 核医学 |
Volume | 16 |
Number | 8 |
Page | 1441-1445 |
Year/Month | 1979/11 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」近年, 各種のHTSHラジオイムノアッセイキットが発表され, 簡便な操作と高感度の測定が可能となり, 日常臨床に広く用いられている. しかし, 従来, 第一反応に低温, 長時間(4℃, 4日間)のインキュベーションが必要で, 1回のアッセイ終了までに長時間を要していた. このことは, 臨床上, 迅速な診断と治療を行なう上で, 大きな欠点となっていた. 最近, この点を改善する目的で, 高温, 短時間のインキュベーション法が発表されている. 今回, われわれは英国ラジオケミカルセンター製のTSHリアパックを科研化学を通じて入手し, 基礎的, 臨床的検討を行なったので報告する. 「II. 方法」1)キットの内容 本キットは, 2抗体法を採用しており, その内容は以下のとおりである. (1)標準HTSH血清, (2)125I-TSH, (3)抗TSH血清, (4)第2抗体, (5)希釈用血清, (6)硫酸アンモニウム液, (7)測定チューブ50本. 以上の(1)〜(5)はいずれも凍結乾燥品である. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | TSH, radioimmunoassay, delayed addition |