Japanese
Titleポリエチレングリコールを利用したRIAによる血中α-フェトプロテインの測定
Subtitleノート
Authors飯尾篤*, 阿多まり子*, 下岡麻里*, 須本憲子*, 河村正*, 浜本研**
Authors(kana)
Organization*愛媛大学医学部附属病院中央放射線部, **愛媛大学医学部放射線科
Journal核医学
Volume16
Number8
Page1425-1430
Year/Month1979/11
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」α-フェトプロテイン(AFP)発見の端緒は, 1957年Bergstrandらが胎児血清中に成人には存在しない蛋白を, 電気泳動上α-グロブリン領域に認めたことに始まる. Abelevらは1963年マウスに肝細胞癌を移植すると出現する蛋白が, 妊娠中または出産直後のマウスに存在する蛋白と同一であることを発見し, 胎児性α-グロブリンと名づけた. 次いで1964年Tatarinovは, 原発性肝癌の患者血中にもこの蛋白が出現することを報告した. 1970年Ruoslahtiらは, radioimmunoassay(RIA)を用いてAFPを高感度で測定することに成功し, 現在では原発性肝癌のほか, 奇形腫, yolk sac tumor, 胎児奇形の診断や, これら腫瘍の進行度, 治療効果の判断に, RIAによるAFPの測定が広く利用され, 数社からキットが発売されている. 最近第2抗体の代わりにポリエチレングリコールを用いて, 抗原抗体結合物を沈降させる比較的簡便, 迅速なAFP測定用キットが, 英国Amersham社にて製造され, 科研化学社から販売され, 今回その基礎的ならびに若干の臨床的検討を行なう様会を得たので, その結果を報告する.
Practice臨床医学:一般
Keywordsα-fetoprotein, RIA, polyethylene glycol, kit

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