Japanese
Title99mTc放射性医薬品取扱者の手の汚染 - 介助者の場合 -
Subtitleノート
Authors前越久*, 斎藤宏**, 三島厚***, 西沢邦秀****, 小原健**
Authors(kana)
Organization*名古屋大学医学部附属診療放射線技師学校, **名古屋大学医学部放射線医学教室, ***名古屋大学医学部附属病院放射線部, ****名古屋大学RI総合センター分館
Journal核医学
Volume16
Number8
Page1419-1423
Year/Month1979/11
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」非密封99mTc放射性医薬品が封入されたシリンジやバイアルは, これを直接取り扱う医師に対しては放射線被曝源または放射能汚染源となる. この問題に関してはすでに報告した. 一方, 核医学診療業務の介助者となる看護婦への影響も, 同じ放射線診療従事者として, 放射線管理上考慮しておく必要がある. 今回は看護婦について検討を加えた. 一般にこれら介助者は, 直接, 放射性同位元素(RI)医薬品を取り扱うことがないため, 非密封RIによる汚染は少ないと考えがちであり, これに関した報告もみられない. 看護婦は患者の世話をしたり, 診療室内の色々の物と接触する機会が多いので, もし自分自身の手に汚染があるときは, 放射線被曝のほか, 二次汚染をひき起こす危険性がある. そこで, 先ず看護婦の手の汚染源となる皮膚消毒用アルコール綿の放射能汚染と, 看護婦の手袋の汚染を調査した. 同時に同一患者に従事した医師の手袋の汚染も比較のため測定した.
Practice臨床医学:一般
KeywordsRadiation protection, 99mTc, Contamination, Nurse's hands, Alchohol cotton

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