Japanese
TitleThyroxine-Binding Globulin (TBG) のラジオイムノアッセイ - RIA-gnost TBG Kitの基礎的ならびに臨床的検討 -
Subtitleノート
Authors三国龍彦*
Authors(kana)
Organization*新潟鉄道病院内分泌内科
Journal核医学
Volume16
Number6
Page977-983
Year/Month1979/9
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「1. はじめに」Thyroxine-binding globulin (TBG) はinter-alpha globulinに位置する分子量約60,000の糖蛋白で, 甲状腺ホルモンの血中における主たる担体として, その末梢動態に重要な役割をはたしている. 血中のTBG濃度は各種の疾患や妊娠などの生理的変化, あるいは薬剤投与によって変動することが知られており, 先天性のTBG減少症 (欠損症) および増多症の報告もある. TBGは血中にごく微量にしか存在しないため, 直接その濃度を測定することがむずかしく, 従来TBGのT4結合能がその指標とされてきたが, 近年, LaurellのRocket免疫電気泳動法, competitive Ligand-binding assay (CLBA) 法, Radioimmunoassay (RIA) の開発によってdirect assayが可能になった. なかでもTBGのRIAは1971年, Levyらによって最初に報告されて以来, 多くの報告がなされている.
Practice臨床医学:一般
Keywordsthyroxine binding globulin, radioimmunoassay, thyroid disease

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