Japanese | |
---|---|
Title | 99mTcグルコネートによる動態腎シンチグラフィー |
Subtitle | ノート |
Authors | 伊藤和夫*, 小柴隆蔵**, 古舘正従* |
Authors(kana) | |
Organization | *北海道大学医学部放射線科, **市立札幌病院放射線科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 16 |
Number | 6 |
Page | 953-964 |
Year/Month | 1979/9 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「1. はじめに」最近の核医学検査法の充実は目覚しいものがあり, 特に99mTcを中心とする短半減期核種と標識化合物の開発ならびにイメージング機器とその周辺装置の拡充は, より多くの確実性に富んだ情報を提供してくれるようになった. 腎スキャンも, 203Hgネオヒドリンの報告以来, 腎実質の形態変化ならびに腎実質内病変の診断に利用され, 近年では, 容易に入手, 調剤可能な99mTc標識化合物が使用されている. イメージング装置の改良も, 必然的に腎スキャンの方法に影響を与え, 腎実質の形態情報に加え, 腎への血液給供状態の把握, さらには尿通過の状態が視覚的に把えられるようになった. 腎実質の形態情報を優先しながらも, 同時に腎への血液供給, 尿の通過状態を把握する腎シンチグラフィーを, 99mTcグルコネートを用いて施行してきた. その読影上の特徴と放射性医薬品からみた特徴について文献的考察を加え報告する. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | renal scan, kidney, 99mTc-gluconate |