Japanese | |
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Title | 99mTc標識ヒト大凝集アルブミンを用いた肺血流シンチグラム施行後急死した広範肺塞栓症の1例 |
Subtitle | ノート |
Authors | 大柳光正*, 安富栄生*, 三谷頼永*, 虎谷けい子*, 野村吉彦*, 作山欽治*, 河合喜孝*, 岩崎忠昭*, 依藤進*, 福地稔** |
Authors(kana) | |
Organization | *兵庫医科大学第1内科, **兵庫医科大学RIセンター |
Journal | 核医学 |
Volume | 16 |
Number | 6 |
Page | 927-931 |
Year/Month | 1979/9 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「はじめに」肺血流シンチグラムは, 1963年Taplinらにより, 131I標識のヒト大凝集アルブミン (略してMAA) が開発され, 1964年Wagnerらにより臨床に応用されて以来, 肺血流分布を知る上で, 簡便かつ有効な検査法であり, 極めて安全で, 非侵襲的であり, 重篤な心・肺疾患をも含めて, 広く臨床に用いられている (近年では, 半減期の短い99mTc標識MAAが, 131I標識MAAのかわりに一般化している). しかしながら, 極めて安全な検査法とはいえ, 現在まで, 4例の致命的な副作用が報告されている. 今回, われわれは, 広範囲の肺塞栓症に, 99mTc標識MAAを用いて, 肺血流シンチグラムを行なったところ, 15分後に呼吸停止をきたし, 蘇生術にも反応しなかった1例を経験したので, 肺血流シンチグラムの副作用に関して, 若干の考察を加え, ここに報告する. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Lung Perfusion Scanning, MAA, Side Effect |