Japanese
Title81mKrによる気管支喘息患者の換気・血流分布
Subtitleノート
Authors伊藤新作*, 松井嘉孝*, 沢木政好*, 国松幹和*, 春日宏友*, 宮高和彦*, 浜田信夫**
Authors(kana)
Organization*奈良県立医科大学第2内科, **奈良県立医科大学附属がんセンター
Journal核医学
Volume16
Number4
Page575-582
Year/Month1979/6
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「はじめに」81mKrは133Xeなどに比し半減期が13秒ときわめて短かく, 短時間内にくり返し検査ができる. 81mKrの局所肺機能検査への応用は, 1970年, Yanoら, Jonesらによって初めて行なわれ, その後もFazioら, Kaplanら, Gorisら, Harfらによってその有用性が報告されている. 最近, 本邦においても, 医用サイクロトロンで産生された81Rbより, 容易に81mKrジェネレーター (日本メジフィジックス社製) が入手できるようになり, 臨床面に応用されつつある. われわれも81mKrの利点を生かし, 喘息患者への応用を試みているが, 今回は喘息患者における気管支拡張剤の効果と, アセチルコリン吸入負荷時の変化について, 血流分布を中心に検討する. 「方法と対象」81mKrジェネレーターより酸素または5%ブドウ糖溶液で81mKr (7〜10mCi) を溶出させることにより肺の換気・血流分布を得た.
Practice臨床医学:一般
Keywords81mKr, Ventilation and Perfusion, Bronchial Asthma, Broncho-dilator, Acetylcholine

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