Japanese | |
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Title | 99mTc-Pertechnetateによるメッケル憩室症の診断 |
Subtitle | ノート |
Authors | 菅原盛家*, 中村護*, 沢井義一* |
Authors(kana) | |
Organization | *東北大学医学部放射線科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 16 |
Number | 4 |
Page | 569-574 |
Year/Month | 1979/6 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「はじめに」メッケル憩室は, 卵黄腸管遺残による小腸憩室とされ, 時には消化管出血, 腸閉塞, 憩室炎, 穿孔などの重篤な合併症を来たすことのある先天性疾患であるが, 特異な臨床所見およびX線所見を欠くことにより, その術前診断は非常に困難とされている. われわれは, 99mTc-Pertechnetateを用いた腹部スキャニングにより術前に診断し得た2例のメッケル憩室症を経験したので, 若干の検討を加え報告する. 「1. 対象および方法」対象は1975年9月から1978年5月までに, 下血, 吐血, 腹痛などを主訴に来院し, メッケル憩室症が疑われた8名であり, 年齢は3カ月から7歳にわたり, 男6名, 女2名であった. 99mTc-Pertechnetateの投与量は, 150μCi/kg〜360μCi/kg, 平均200μCi/kgであった. 東芝GCA202ガンマカメラを用い, 放射能静注15分後より, 30分, 60分, 90分, 2時間, 3時間後に腹部正面より撮影し, その間適宜, 側面像, 背面像も撮影した. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Meckel's diverticulum, Gastric mucosa, 99mTc-Pertechnetate |