Japanese | |
---|---|
Title | セクレチン測定用キットによる血清セクレチンのRadioimmunoassay |
Subtitle | ノート |
Authors | 高原淑子*, 佐々木由三*, 与那原良夫* |
Authors(kana) | |
Organization | *国立東京第二病院 |
Journal | 核医学 |
Volume | 16 |
Number | 2 |
Page | 235-241 |
Year/Month | 1979/4 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「はじめに」セクレチンは消化管ホルモンの中で最初に発見され (1902年), その生理学的作用も詳細に検討されて消化管ホルモン研究の緒となったものであるが, その化学構造の決定はガストリンよりもはるかに遅れ, ようやく, 1967年に至り, Mutt & Jarpesにより明らかにされたものである. すなわち, Jarpes & Muttは1953年からセクレチンの分離精製を試み, 1961年に単一なセクレチンを得るに至った. 次いで, アミノ酸分析により11種のアミノ酸27個からなるポリペプタイドであることが報告され, Edman分析によりN-端からHis.-Ser.-Asp.の配列が決定されたが, 抽出物が微量なため構造決定までには至らず, ようやく, 1967年に至ってMutt & JarpesはTrypsin, Thrombin分析を利用して構造を決定し, さらに, Bodanszkyらの合成研究の協力を得て27個のペプタイドを合成し得るに至ったものである. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Gastrointestinal hormone, Secretin, Radioimmunoassay, Secretin value |