Japanese
Title99mTc-Methylene Diphosphonateによる骨スキャンの臨床的有用性の検討
Subtitleノート
Authors角文明*, 中島哲夫*, 砂倉瑞良*, 佐々木康人**, 永井輝夫***
Authors(kana)
Organization*埼玉県立がんセンター放射線部, **聖マリアンナ医科大学第3内科, ***群馬大学医学部放射線科
Journal核医学
Volume16
Number1
Page95-103
Year/Month1979/2
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「緒言」1971年Subramanianらによって99mTc標識リン酸化合物を用いた骨シンチグラムが報告されて以来, 骨シンチグラムは今日までに著しく進歩, 普及してきた. また1973年に同じSubramanianらにより発表された99mTc-Methylene diphosphonate (MDP) は, 99mTc-Ethane-1-hydroxy-1,1-diphosphonate (EHDP) と比べて血中クリアランスが速い点, および骨集積率の高い点で, すぐれた放射性医薬品として認められつつある. 埼玉県立がんセンターにおける99mTc-MDPによる骨シンチグラムの使用経験について報告する. 「対象と方法」対象は, 埼玉県立がんセンターRI検査室において, 昭和52年5月以来53年1月27日までに骨スキャンを施行した62症例であり, その原疾患による内訳はTable 1に示すとおりで, 主として悪性腫瘍の骨転移巣を検索する目的で行なわれた.
Practice臨床医学:一般
KeywordsBone scan, 99mTc-MDP, Bone neoplasm

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