Japanese
Title固相法Radioimmunoassayによる血中サイロキシンの測定 - スパックT4 RIAキットに関する検討 -
Subtitleノート
Authors小西淳二*, 高坂唯子**, 奥野龍與*, 進藤俊彦*, 笠木寛治*, 遠藤啓吾*, 鳥塚莞爾
Authors(kana)
Organization*京都大学医学部放射線核医学科, **京都大学医学部附属病院放射線部
Journal核医学
Volume16
Number1
Page71-77
Year/Month1979/2
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「はじめに」血中サイロキシン (T4) の測定には従来のCompetitive protein binding analysis (CPBA) に代わってradioimmunoassay (RIA) が広く用いられるようになってきつつある. これは, 抗体の持つ優れた特異性とともに, T4結合蛋白の結合阻害剤を利用することにより, 抽出操作なしで測定が可能であることなど簡便性においてもRIAが優れているためである. RIAにおけるbound (B) とfree (F) の分離法は精度, 再現性に大きな影響を与える要因であるとともに, その操作の簡便性を左右する重要な因子であり, 種々の改良工夫が加えられている. 著者らはこれまでB.F分離にレジンによる吸着法, セファデックスカラム法, 硫安塩析法, ポリエチレングリコールによる沈殿法などを用いたRIAキットにつき検討を行なってきたが, 今回, これまでの方法とは全く異なり, 抗体をコートした試験管を用いる固相法RIA, スパックT4 RIAキット (Mallinckrodt, Inc. 第一ラジオアイソトープ研究所) を使用する機会を得た.
Practice臨床医学:一般
KeywordsSolid-phase radioimmunoassay, Thyroxine, SPAC T4 RIA kit

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