Japanese
Titleミオグロビンラジオイムノアッセイの基礎的検討と心疾患および下肢閉塞性動脈疾患における血中ミオグロビン値について
Subtitleノート
Authors分校久志*, 一柳健次*, 久田欣一*
Authors(kana)
Organization*金沢大学医学部核医学教室
Journal核医学
Volume15
Number8
Page1215-1221
Year/Month1978/12
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「1. はじめに」急性心筋梗塞の診断, 広がりの判定は従来GOT, LDH, CPKなどの血中逸脱酵素の測定によって行なわれていた. また, これらの血中逸脱酵素と同様に血中ミオグロビン値も急性心筋梗塞の早期に増加することが報告されており, 近年ラジオイムノアッセイ (RIA) による高感度の血中ミオグロビン測定法もいくつか報告されるに至っている. 血中ミオグロビンはまた, 急性循環不全や手術後などで骨格筋からも放出され, その測定に影響すると考えられる. 今回著者らはミオグロビンRIAキット (第一ラジオアイソトープ研究所製) を入手し試用する機会を得たので, その基礎的検討と各種心疾患および骨格筋疾患としての下肢閉塞性動脈疾患例における血中ミオグロビン値の検討について報告する. 「2. 方法と対象」「2. 1 ミオグロビンRIAキットと測定操作」今回使用したミオグロビンRIAキットは第一ラジオアイソトープ研究所製lot No. 770916〜80120829の8キットであり, その構成は100検体用で以下の通りである.
Practice臨床医学:一般
KeywordsMyoglobin, Radioimmunoassay, Heart disease, Intermittent claudication

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