Japanese |
Title | 抽出操作を要しないACTH RIA Kitの改良 |
Subtitle | ノート |
Authors | 橘内芳一*, 高橋重雄*, 小川さつき*, 三浦正*, 中嶋凱夫*, 福地総逸*, 斉藤勝** |
Authors(kana) | |
Organization | *福島県立医大第3内科, **福島県立医大RI研究室 |
Journal | 核医学 |
Volume | 15 |
Number | 7 |
Page | 1025-1031 |
Year/Month | 1978/10 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「緒言」1962年Lipscombらは, 生物学的測定法による血中ACTHの測定を初めて報告したが, 手技が複雑で一部の研究施設において利用されるにすぎなかった. その後免疫学的測定法も発表されたが, 抗体価の高い抗ACTH血清が得られなかったために, キットとしては実用化されなかった. しかし近年になり, 抗体価が高く特異性の点でも優れた抗ACTH血清が得られるようになり, 測定キットも発売された. これらのキットは抽出操作を必要とするものであり, 日常の臨床検査には利用されなかった. 最近ミドリ十字社より, 抽出操作を必要としないキットが発売された. われわれはその測定法を検討したところ, 感度の点で含量の少い血漿中のACTHを測定するのに多少の不満を感じたので, これに若干の変更を加えることにより, 良好な成績を得ることができた. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | ACTH, RIA, Sensitivity, Specificity, Assessment |