Japanese |
Title | Polyethylene Glycohl (PEG) を用いたRadioimmunoassayによる血中Thyroxine測定法 (科研T4 (PEG) RIA Pac) の検討 |
Subtitle | ノート |
Authors | 浮池俊憲*, 森田昭則*, 辻百合子*, 福島泰英*, 万年孝哉**, 近藤重信**, 山崎晴一朗**, 沖田信光*** |
Authors(kana) | |
Organization | *久留米大学 : 中央検査部, **病態検査科, ***第一内科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 15 |
Number | 7 |
Page | 1013-1018 |
Year/Month | 1978/10 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「緒言」甲状腺機能検査の一つとして, 血中thyroxine (T4) を測定することは必要欠くべからざるものである. T4測定に関しては, 1960年Ekinsらによりsaturationanalysis法が開発され, さらにMurphyによってcompetitive protein binding analysis (CPBA) 法が確立された. その後, 小分子のT4にalbuminなどの高分子蛋白を結合させることで抗原性をもたせ, T4に対する特異抗体の作製が可能となりradioimmunoassay (RIA) 法が実用化された. しかもT4を血中thyroxine binding protein (TBP) から遊離させるためにTBP結合阻害剤を使用することにより血清を抽出操作なしに直接測定に供することが可能となった. 一方RIA法では特異抗体との結合型 (B) と非結合型 (遊離型 : F) との分離法が問題とされる. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | T4 RIA, polyethylene glycol (PEG) method, thyroxine level of human serum, Hashimoto's thyroiditis, diagnosis of thyroid function |