Japanese
Titleα-FetoproteinのRadioimmunoassayに関する検討 Studies on Radioimmunoassay of α-feto-Protein
Subtitleノート
Authors笠井正樹*, 真坂美智子*, 佐藤誠也*
Authors(kana)
Organization*北里バイオケミカル・ラボラトリーズ内分泌部
Journal核医学
Volume15
Number5
Page739-745
Year/Month1978/8
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」血中のα-フェトプロティン (以下AFP) は原発性肝癌における特異診断指標として注目されていたが, 近年になって高感度でしかも定量的に測定できるradioimmunoassay (以下RIA) が導入されて以来, 原発性肝癌のみならず肝炎, 肝硬変, 胃癌などでも高値に検出されることが指摘され, その特異性は若干薄らいだものの, 上記疾患の経過観察や予後の推定に利用されている. また産科領域においても異常妊娠時の胎児の重要な情報源として, その有用性は高く評価されている. 現在AFP-RIA kitは数社より市販されており, 測定方法もポリエチレングリコールを用いる方法と二抗体法とがある. 今回われわれは, α-フェトプロティン "栄研" の基礎的検討を試みる機会を得たが, この方法が二抗体法であるにもかかわらず測定日数が1〜2日で終了し, 再現性にも優れているという結果を得たので報告する.
Practice臨床医学:一般
Keywordsα-feto-protein, RIA, Second Antibody, Short Time Assay, Primary liver Cancer

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