Japanese
TitleT4 PEGリアパックによる血中T4濃度測定の基礎的, 臨床的検討
Subtitleノート
Authors坂本治*, 佐野博昭*, 木村栄司**
Authors(kana)
Organization*旭川厚生病院内科, **旭川厚生病院放射線科
Journal核医学
Volume15
Number4
Page599-603
Year/Month1978/6
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」Thyroxine(T4)濃度の測定は, 甲状腺疾患の病態の把握に重要であり, 基本的なものである. 従来より血中甲状腺ホルモンの測定は, 間接的な測定法であるT3摂取率が行われていたが, 血中T4を直接測定するcompetitive protein binding assay(CPBA)が, Murphyらにより行われ, 1971年Chopraらは, Radioimmunoassay(RIA)による血中T4濃度の測定を可能にした. 従来より著者らは, RIAによる血中T4濃度測定用kitとして, T4リアパック「科研化学」を使用していたが, この度「科研化学」の好意により, T4 PEGリアパックの臨床的有用性を検討する機会を得たので, その成績を報告する. 「II. 測定原理および方法」T4 PEGリアパックの測定原理は, RIAであり, 血中のT4または, 既知量のT4と標識T4を, 一定量の抗T4抗体と反応させ(競合反応), それより得た標準曲線から血中の未知のT4濃度を測定することである.
Practice臨床医学:一般
KeywordsRadioimmunoassay, T4RIA(PEG)Kit

【全文PDF】