Japanese |
Title | 201Tlを用いた心筋スキャン |
Subtitle | ノート |
Authors | 佐々木康人*, 山本光祥*, 星賢二*, 柏田和子*, 染谷一彦*, 杉山捷**, 藤井正道**, 板垣勝義***, 榊徳市*** |
Authors(kana) | |
Organization | *聖マリアンナ医科大学第三内科, **聖マリアンナ医科大学放射線科, ***聖マリアンナ医科大学放射線部核医学 |
Journal | 核医学 |
Volume | 15 |
Number | 4 |
Page | 577-585 |
Year/Month | 1978/6 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「はじめに」心筋スキャン(myocardial scanning)の試みは1960年代の始めより行われている. Carrらは1962年86Rbを用い, 次いで131Csを用いて心筋梗塞部を欠損(cold area)として描出しうることを明らかにした. 一方203Hg-chlormerodrinを用いると梗塞部に放射能が集積し, hot areaとして描出うることが報告された. 131Csによる心筋スキャンはわが国においても一時期多く行われたが, その物理的性質故に十分満足すべきイメージが得られなかった. 近年, 梗塞部位をhotに描出する放射性医薬品として, 99mTc-pylophosphate(PYP), Tetracycline, glucoheptonateなどが, coldに描出するものとして, 43K, 129Cs, 81Rb, 201Tlなどが導入され, 心筋スキャンの臨床的意義が改めて注目されている. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | 201TlCl, Myocardial scan, Myocardial infarction, Left ventricular hypertrophy |