Japanese
Title甲状腺摂取率とシンチグラフィー - 123Iおよび99mTcと131Iの比較 -
Subtitleノート
Authors鈴木雅紹*, 森川正浩*, 宮本義勝**, 飯島敏**, 周防正行**
Authors(kana)
Organization*兵庫県立尼崎病院RI室, **兵庫県立尼崎病院 内科
Journal核医学
Volume15
Number1
Page91-100
Year/Month1978/2
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」甲状腺ヨード摂取率およびシンチグラフィーは, 甲状腺機能の日常検査として行なわれている. 薬剤としては広く131I-ヨウ化ナトリウム (以下131Iと略す) が使用されているが, 被曝線量の軽減のため短半減期核種が使用される傾向にある. 今回, サイクロトロン生産による123I-ヨウ化ナトリウム (以下123Iと略す) を入手する機会を得, 甲状腺摂取率およびシンチグラフィーについて, 123Iおよび99mTc-pertechnetate (以下99mTcと略す) と131Iの比較検討を行なったので報告する. 123Iおよび99mTcは131Iに比較して, 半減期が短く, ベータ線を放射せず, ガンマカメラに適当なガンマ線を放射し (Table 1) , 被曝線量の軽減と鮮明なシンチグラムが期待できる.「II. 対象と方法」兵庫県立尼崎病院甲状腺外来に, 昭和50年7月から10月に受診した者の内, 甲状腺ヨード摂取率およびシンチグラフィー測定を行った72人で, 甲状腺機能正常者11例 (以下Euthyroid群) , バセドウ病患者24例 (以下Basedow群) , 橋本病患者21例 (以下Hashimoto群) , 結節性甲状腺腫患者16例 (以下Nodular goiter群) を対象とした.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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