Japanese
TitleCペプチドラジオイムノアッセイ法の基礎的臨床的検討
Subtitle使用経験
Authors板津武晴*, 柴田温三*, 富田明夫*, 内藤敬子**, 奥田剛***
Authors(kana)
Organization*名古屋大学医学部第1内科, **名古屋第二日赤内科, ***名古屋第二日赤内分泌検査科
Journal核医学
Volume14
Number2
Page275-283
Year/Month1977/4
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「はじめに」1967年 Steinerらによりインスリン前駆物質としてプロインスリンが発見され, その一次構造が明らかにされた. プロインスリンは膵β細胞内でインスリンとCペプチド (連結ペプチド) に分解されるが, 成熟した分泌顆粒中にはインスリンとCペプチドが等モルの割合で含まれることが報告された. また, in vivoの実験でも, インスリン分泌刺戟によりインスリンとCペプチドが等モルに膵β細胞から血流に放出されることが報告された. プロインスリンのCペプチド部分のアミノ酸構成には種属特異性が強いため, Melaniらはヒト膵より抽出したCペプチドを, 兼子・矢内原らは合成ペプチドを抗原として抗ヒトCペプチド抗血清を作成し, ヒトCペプチドのradioimmunoassay (RIA) を確立した. 最近, 第一ラジオアイソトープ研究所でそのキットが開発された. 我々は, 本キットの基礎的検討を行うと共に臨床的検討を行ったので報告する.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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