Japanese | |
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Title | 111In-DTPAシステルノグラフィおよびミエログラフィによるCSF動態の検討 |
Subtitle | 使用経験 |
Authors | 田中寛*, 鳥塚莞爾*, 西谷裕** |
Authors(kana) | |
Organization | *京都大学医学部付属病院放射線科, **第2内科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 13 |
Number | 6 |
Page | 815-824 |
Year/Month | 1976/12 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「1. はじめに」近年, 頭蓋および脊椎腔内のくも膜下腔の状態, あるいは脳脊髄液の動態を知るための検査法として, RIシステルノグラフィが注目されるようになった. この種の検査には従来よりの気脳撮影, 水溶性あるいは油性造影剤の髄腔内注入による撮影の他に, 最近では薄い水溶性ヨード剤の髄腔内注入後にCTスキャナーを利用するコンピュータ・システルノグラフィも加わっている. しかしCSFの動態と分布を知るにはRIおよびコンピュータ・システルノグラフィが特に優れているのでこの2者の差について考察を加えてみたい. 111In-DTPAは物理的半減期が2.8日, 生物学的半減期が12時間と短かくベータ線がなく体内被曝を軽減することができる. また放射性医薬品として, 発熱物質に鋭敏であるくも膜下腔に対処するため, Limulus Testが陰性であることが確かめられているため, また低分子であり無菌性髄膜炎の発生頻度が稀である, などの理由から著者の検討には111In-DTPAを用いることにした. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |