Japanese | |
---|---|
Title | サイロキシンリアキットの基礎的並びに臨床的検討 |
Subtitle | 使用経験 |
Authors | 笠木寛治*, 大石まり子*, 西川光重*, 蔵田駿一郎*, 稲田満夫* |
Authors(kana) | |
Organization | *天理よろず相談所病院内分泌内科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 13 |
Number | 6 |
Page | 805-814 |
Year/Month | 1976/12 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」サイロキシン(T4)の血中濃度の測定には従来より, 蛋白結合ヨード(PBI)又はブタノール抽出性ヨード(BEI)としてT4中のヨード量を化学的に測定する方法が用いられてきた. しかし, 本法は外因性のヨードの影響を受ける欠点があり, 近年では主にCompetitive Protein binding assay(CPBA)により血中T4濃度の測定が行われている. CBPAはT4及び125I-T4のサイキシロン結合グロブリン(TBG)に対する競合反応を利用しており, はじめにTBGよりT4の遊離及び抽出の操作が必要である. ここに抽出操作を必要とせず, 少量の血清量を用いてのT4測定法としてRadioimmunoassay(RIA)の応用が考えられた. RIAによるT4血中濃度の測定は1971年Chopraらによる抗T4血清の作成以来数々の検討がなされ, 臨床応用が可能となった. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |