Japanese | |
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Title | 科研T3 RIA kitを使用した血中Triiodothyronine (T3) の測定 - その基礎的・臨床的検討 - |
Subtitle | 使用経験 |
Authors | 嘉手納成之*, 鈴木邦治* |
Authors(kana) | |
Organization | *北海道大学医学部第二内科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 13 |
Number | 4 |
Page | 505-512 |
Year/Month | 1976/8 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」血中甲状腺ホルモンには, Thyroxine(T4)とTriiodothyronine(T3)があり, 両者ともに生体では重要な役割をはたしていると考えられている. 血中T3濃度はT4に比較してきわめて低いため, 従来行われていたCompetitive protein-binding assayやGas Liquid chromatographyによる方法は, 煩雑な操作を要し, また測定原理上良好な感度と特異性がえられないという難点があった. 近年, Radioimmunoassay(RIA)が発展し, 簡単で感度, 特異性の高いT3の定量ができる様になり, 臨床的に応用され種々の報告がなされつつある. しかし, RIAによるT3の正常値は, 測定法により差異があり, 各測定法による正常値の確立が必要である. 今回, 我々は, 科研T3-RIA kit使用の機会を得たので, 基礎的検討・臨床的検討を加えて報告する. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |