Japanese
TitleT3イムノアッセイキットの基礎的ならびに臨床的検討
Subtitle使用経験
Authors小西淳二*, 中島言子*, 森田陸司*, 遠藤啓吾**, 池窪勝治**, 鳥塚莞爾**
Authors(kana)
Organization*京大病院 中央放射線部, **京大 放射線科
Journal核医学
Volume13
Number3
Page193-201
Year/Month1976/6
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒論」トリヨードサイロニン(以下T3)は1952年GrossおよびPitt-Riversにより発見され, そのホルモン作用も早くから知られていた. しかし血中濃度が低く, 多量のサイロキシン(以下T4)の存在下でT3を定量することは困難であったためその役割は明らかでなかった. 1970年BrownらはT3の測定にラジオイムノアッセイ(RIA)の応用を試み, 以来高感度かつ特異性のあるRIA法が開発されるに至った. それとともにT3甲状腺中毒症の存在や, 血中でのT4からT3への変換などが知られるようになって, 臨床的にもT3測定の意義は極めて大となり, ルチンの甲状腺機能検査の一つとして不可欠のものとなって来た. 今回著者らは, 科研化学社の御好意により英国RCC社製のT3測定キット"T3イムノアッセイキット"につき若干の基礎的ならびに臨床的検討を行なう機会を得, 本法の有用性を認めたのでその成績を報告する.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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